新年明けましておめでとうございます。
今年も″ ぶっちゃケイバ ″をよろしくお願い申し上げます。
さて、ゆっくりと疲れを癒す間もなく中央競馬が開催されちゃいますが、もうちょっと前年の余韻に浸っていたかったのが正直な気持ちでございますけれども…汗
昨年の収支がプラスだった人もマイナスだった人も年が変わればリセットされますからね。
みんなと同じスタート地点に立ち、一年という長丁場の戦い。
まずは日曜日に行われるシンザン記念をガツンと当ててロケットスタート決めちゃってよかろうもん!
出走予定馬
それでは今年で53回目となるシンザン記念の話題に触れてまいりましょうか。
明け3歳馬による2019年のクラシックを占う一戦ですね。
去年の勝ち馬アーモンドアイはここから牝馬3冠の偉業を成し遂げましたが、近年の傾向からまさに幸せな未来への登竜門的なレースといっても過言ではないでしょう。
舞台となるのは京都の芝1600メートル(外回り)。
いわゆるマイル戦ってやつですけど、馬場のほうは去年の11月開催終了後に緑の美しいターフを寒冷紗で守っていますからね。
そのため丸一ヶ月のあいだ良好な芝状態を暖めてきたこともあり、最後の直線に急坂のない京都はインを走る逃げ先行馬に注意しなきゃいけないコースとなっています。
もちろん開幕週なので内枠。そして、京都の芝はディープインパクトのように飛ぶような軽い馬場。
写真なんかで確認できると思うけど滞空時間が長い宙に浮いてるようなやつとかね。
外回りですから直線が長いぶん末脚の威力を欠かすことができません。
特に3歳の若駒戦で瞬発力に優れる馬は、アクシデントさえなければ格好はつけてくれると思っております!
ただワタスの買い方では、そういったポテンシャルがある馬の3着内は堅いので本命の相手で十分だと捉えております。
勝負するのはポジショニングが中団より前に行けてメディアに軽視される馬でしょうね笑
いくら瞬発力が足りなくたって、持ち前のスピードと立ち回りの上手さで何とかできちゃう条件ですから…汗
そういった意味でも楽に前目で運べる人気の盲点となった馬から勝負してみたいと思っちょりますけれども、果たして今年のメンバーにお宝馬が存在するのでしょうか!?
それでは私が気になっている出走予定馬をピックアップしましたので、みなさんの馬券検討にご一考の余地があればという想いで書かせていただきます!
ハッピーアワー
前走デイリー杯2歳Sは5番人気で3着。4コーナーではまだ後方でしたが大外から33秒6の末脚を使って上がってきましたけれども。
ハッピーアワーはスタートがよくないのがね…。
もちろん外回りコースですから、ラストの3ハロンを32秒から33秒前半で走ってこれるなら序盤の遅れも挽回できますけどね。
新年からハッピーになりたい!
それでもワタス的にマイル戦で馬券の中心視にする意欲がわかないんですよ。
前回にしたって最後方で脚をためていた分だけ直線で3着まで上がってこれた内容でしたから。
追って味のある脚が魅力的ですけども、この距離では相当前がキツイ展開にならない限り勝ち負けするのは厳しいのでは?とみております。
まあ2歳3歳の若駒戦は、現時点の完成度でどうにかなっちゃいますけど、やっぱ展開に注文がつきますので中心視はできないです。
当日が道悪馬場なら面白いですけど、パンパンの良馬場で馬券に加えるとするならば抑え程度でよかろうもんと考えております。
ドナウデルタ
去年のアーモンドアイに続いて牡馬混合戦に挑戦してきた人気の牝馬はとにかく注目されるわけですけども、
私的に言わせるとドナウデルタの場合は素質だけで勝ち上がってきており、決め手に関しては過去の名牝とくらべると今のところは遠く及ばない印象を受けます。
ま、前走デイリー杯2歳Sは3番人気で5着という結果でしたが、これまでの1400mから1600mのレースということからか勝負どころの下り坂もじっくりと構えて勝負に行ってませんでした。
結果的には直線ヨーイドンの前が有利な展開だったので、4コーナー後方のポジションではさすがにね…。
ただ、最後の直線。外に出そうとするも前が壁になり内に進路を切り替えるロスがありましたから。
もしもスムーズに出せていたら3着はあった可能性がありますけれども、
残り50メートルくらいで脚が止まっていたようにも見えたのですが気のせいでしょうか?
とはいえ父ロードカナロア・母ドナウブルー、そして叔母にジェンティルドンナという超良血のお嬢ちゃんですからね!
こういった血統馬はすぐに結果を求められ勝ちで、そうすることによってあとあとロクなことが起こらないので、
私ミーハー馬券師は今年から「そっと長い目で見届けてあげようやないか」と思っちょります。
ただし近年シンザン記念で好勝負できる牝馬は、のちに必ずG1のビッグタイトルをものしますからココでも控えめに注目しときます!
アントリューズ
未勝利・ベゴニア賞を連勝中のアントリューズは、好位に付けられて終いも速いラップでまとめられる好素材ですね。
ここまで3戦2勝のロードカナロア産駒。
デビュー戦の7着は出遅れがありましたし、どちらかというとマイラー体型なので2000メートルは適性距離ではなかったということでしょう。
陣営のコメントを見たかぎりレースにいってまだ幼さがあるようですが、今回は戸崎から川田に乗り替わりということで、
どんな化学反応をみせてくれるのか注目してみたいと思います!
シャドウエンペラー
現時点で穴っぽいのがシャドウエンペラーでしょうか。前走・黄菊賞はインをロスなく回っていきながらも最後の直線でピリッとした脚が使えず5着に敗れました。
自分がおもうに2000メートルのせいなのかなと。
つまり、この馬のベスト距離は今回の1600メートルだとみております。
2走前のサウジアラビアRCでは序盤に置かれちゃったぶん後ろからの競馬となりましたが、直線は内から馬郡をさばいて一瞬来そうな見せ場がありましたからね。
結果は勝ち馬グランアレグリアから1秒の差をつけられる5着でありましたが、ジリ脚タイプなので前々で競馬しないと後ろからでは持ち味を生かせません。
なにしろ2番人気の指示を集めていたほど、いいモノを持っている馬なので。
今回は距離短縮にくわえ、スタートダッシュを決めて前々で経済コースを走れるようなら
3着内に粘り込むのかなと思っちょります!
その他の有力どころ
ほかでは、武豊が騎乗する名付け親が憲三郎…じゃなかった木梨憲武のゴータイミング。前走の東スポ杯は大外枠から厳しい競馬を強いられブービー(15着)に終わってしまいましたが、最後の直線はジョッキーも無理しなかったのでね。1ハロンの距離短縮で変わり身があるかもしれませんし、時計がかかる馬場あるいはそのようなレース展開になれば。
2走前もみじSを逃げきり勝ちしたニホンピロヘンソン。前走・朝日杯FS(ビリ)はイレ込みっぱなしでレースに参加できず度外視可能。勝ち気な性格からも、序盤から気持ちいいくらい先頭で走らせてあげたら良い結果もありそう。
うわっ、いま揺れた・・・
何事もありませんように。
…さあ気を取り直して、年男・吉田隼が騎乗のマイネルフラップ。前走・千両賞は4コーナー後方から直線ごぼう抜きの勝利でした。渋った馬場で前が崩れるレース展開だったのでアテにはできませんが、神様のパワーをいただけたなら…。あとは押せ押せローテがどう出るか?
牝馬のパッシングスルー。まだ1戦のキャリアですけど新馬戦の内容がすごく良かったです。なんせ4コーナー大外ぶん回しでキレ味鋭い脚で前残りの展開を差し切っていましたからね。ちょっと間隔は開きましたけど、デビュー2戦目といのはどの馬もテンションが上がってしまいますのでリフレッシュできて丁度良い態勢で出走できるのではないかと思っています。鞍上はブラストワンピースで有馬記念を制した池添ジョッキーです。
ヴァルディゼールも1戦1勝馬ですけど、直線叩き合いから抜け出し後続に3馬身差をつける完勝でした。デビュー戦の内容からも粘り込み可能な素質はみせておりました。ただ陣営もいってましたが粗っぽい走りに映るので、その辺を北村友がうまくなだめながら走らすことができれば面白いのかもしれません。
本命候補
てなわけで現段階での軸馬候補としてまずシャドウエンペラーを挙げておきます。
内枠に入り、前々でグリーンベルトに乗っかれば粘り込むチャンスがあるような気がします。
そして、アントリューズ。
できれば今の勢いを壊さず戸崎ジョッキーでいってほしかったのですが、関西圏ではイマイチ信用できないため川田騎手に陣営は託してみたのでしょうか?
とにかくいいポジションで運べて終いも速い脚でまとめられるので、普通の展開なら勝ち負けしてもおかしくありませんよね。
ま、人気するでしょうし相手筆頭株でいいでしょう!
え~い!
もう1頭いっちゃうよ!
パッシングスルー。
同じ牝馬のドナウデルタよりもこちらの方がアッと言わせそうな武器を持っていますからね。
関西への輸送を無事にクリアできたら楽しみです。レース当日のオッズ次第ではこちらを軸にするかもしれません。
というわけで、昭和チックな雰囲気を醸し出すミスシンザンの二人組もスタンバイ!
果たして、2019年ワタスの運勢はいかに!?
今年のクラシック戦線を占うシンザン記念はレース当日(1/6)にレジまぐで発表しますので、宜しければ一撃の破壊力を体感してみてください!
追記:レース結果
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