2/19(日)東京競馬場で行われますフェブラリーステークス2017の予想をお届けします。
さて、今週でいったん東京開催が幕を閉じるわけですけれども、その代わりと言っちゃなんですが華々しく感動のフィナーレを飾るのがG1フェブラリーステークスですね!
舞台は小細工できっこナシよの東京ダート1600メートル。
メンバー中で最も力がある馬が栄冠を勝ち取るわけでございますけど、過去のデータからもリピート率が高めでありまして、モーニン、ノンコノユメ、アスカノロマンら去年の1~3着馬が今年も仲良く元気に登場!
もちろん14’15年の覇者で武豊騎乗コパノリッキーの存在も大いに注目です!
フェブラリーSの予想
- ペースは平均~速め(前半3Fが速い)
- 同条件で掲示板もない馬は苦手コース
- 道中は外追走がセオリー
- やや堅めの配当
今年もダートの猛者たちが一堂に会する府中の森は、ドキドキワクワク胸の鼓動が一向に鳴り止まない砂の王者決定戦です。
空前絶後の大番狂わせを予期させる上位大混戦の今年最初のG1レース。果たして私のフェブラリーステークス2017とは!?
ケイティブレイブ
本命穴馬は4歳馬のケイティブレイブで仕方なし。ただ近走は地方巡りで2000メートル越えのレースを立て続けに使われておりますので、中央場の一気に距離が短縮するマイル戦でどうかなという感じはいたします。
しかしそれでもデビュー戦の芝のレースを除いて、ここまで16戦ほとんど崩れることなく掲示板(5着内)を確保しているケイティブレイブを、ただただ指を加えて見てるだけではつまらない。
なんせこの1年の間だけでも重賞3勝した実力馬でございますし、明け4歳になったばかりというイケイケドンドンな年代ですからね!
府中のマイル戦は去年2月のヒヤシンスステークスでゴールドドリームの4着以来になりますけれども、確かあの時は負けて強しの競馬をしていました。
そういったことからもまだ若いですから舞台替わりも難なくこなしてくれそうな雰囲気がありますよね。
あとは外枠に入りましたが、内で砂を被りながら馬込みで揉まれるよりも外を走った方がいいような気がします。
それにスタートの部分が芝ですから、外から勢いをつけて内に切れ込んでいけるので先行馬にとって若干有利なところがあるんで絶好枠だと思いますよ。
鞍上は幸騎手。かつてはホッコータルマエとともにダート界のレジェンドを築き上げたジョッキーですから、大舞台のフェブラリーステークスでも臨機応変に対応できるんじゃないかという頼もしい存在。
まぁキレ味勝負では分が悪いですけど、スタートの良さと前々で先行力を生かすことができるケイティブレイブが大番狂わせを演じてくれるでしょう。
アスカノロマン
黄金馬券をアシストするのはアスカノロマンでしょうか。前走の東海ステークス8着は序盤から中途半端な位置取りになっちゃって、最後の直線も追い出しが遅れてしまったのが痛かったですね。
それでも勝ち馬とはコンマ4秒差と大きく負けてなかったですから、微妙なポジショニングで運んでしまったのが大きな敗因だったと思います。ま、結果論ですけどね。
本来は持続力のあるスピードを生かして前々でグイグイ引っ張っていくスタイルがアスカノロマンの持ち味でございますけれども、しかし去年のフェブラリーステークス(3着)はぶっちゃけ驚きました。
いつもと違う中団後ろからの競馬でジ・エンドと思いきや、直線は外からスゴイ脚で追い込んできたのですから。
「あんな競馬もできるんやなぁー」ってビックリしましたよ。
当時コンビを組んでいた太宰騎手も出負けした地点で無理に前に押し上げていくわけでもなく、ジッと構えてイチかバチか腹をくくった騎乗が功を奏した感じでしたよね。
2走前に10番人気で3着に食い込んだチャンピオンズCもそうでしたが、大事な場面でミラクルを演じるところがアスカノロマンにありますので前走の敗戦は度外視で結構!
評価が下がったG1フェブラリーステークスで心安らぐ香りの底力を、入浴タイムのあなたにもお届けしてくれると思います。
相手はゴールドドリームなど
他にも相手には、父ゴールドアリュールの急死で弔い戦となるゴールドドリーム。前走チャンピオンズC大敗はワタスが本命にした呪いで度外視可能。仕切り直しの今回は3戦3連対と文句なしの舞台!
去年のフェブラリーステークス覇者モーニン。揉まれ弱さが課題だが天性のスピードを持つ大型プレイヤー。鞍上は英国が生んだ豪腕ライアン・ムーア。
前哨戦の根岸Sを使ってキレ味増加中のベストウォーリア。フェブラリーステークスは今回で4年連続4度目の挑戦で、過去最高は3着だが悲願の初優勝なるか!?
モーレツな追い込みがたまらないカフジテイク。鞍上は津村騎手。福永負傷で急きょ主役に大抜擢!混戦の1番人気になりそうだが、自然と健康を科学するか!?
去勢手術によっていい意味での荒々しさがなくなったけど、佐々木希も注目したチャンピオンズカップ(1800m)レース後に、コンビを組んだムーア騎手が『距離も、もう少しあった方がいい』と意味深なコメントを残していた去年のフェブラリーステークス2着馬ノンコノユメまで抑えておきます。
印と買い目
◎15 ケイティブレイブ
○ 3 ゴールドドリーム
▲10 カフジテイク
☆ 5 アスカノロマン
△ 6 モーニン
△ 9 ベストウォーリア
△11 ノンコノユメ
というわけで、馬券は3連複の軸1頭ながしで勝負します。本命穴馬ケイティブレイブから、黄金馬券アシスト役のアスカノロマンなど印を打った6頭へ流してみます。
空前絶後の大番狂わせを予期させる注目の発走時刻は15時40分です!
以上、フェブラリーステークス2017の予想でした。
どうもありがとうございました。
追記:レース結果と回顧
天候:晴 ダート:良着順 | 枠 | 馬名(性齢) | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1着 | 2枠3番 | ゴールドドリーム(牡4) | 57kg | Mデムーロ | 1:35.1 | ー | 2番人気 |
2着 | 5枠9番 | ベストウォーリア(牡7) | 57kg | 戸崎 | 1:35.1 | クビ | 5番人気 |
3着 | 6枠11番 | カフジテイク(牡5) | 57kg | 津村 | 1:35.2 | 3/4 | 1番人気 |
4着 | 7枠13番 | エイシンバッケン(牡5) | 57kg | 岩田 | 1:35.4 | 1 1/4 | 8番人気 |
5着 | 6枠12番 | ニシケンモノノフ(牡6) | 57kg | 横山典 | 1:35.6 | 1 1/4 | 14番人気 |
予想結果
◎15 ケイティブレイブ 6着(11人気)
○ 3 ゴールドドリーム 1着(2人気)
▲10 カフジテイク 3着(1人気)
☆ 5 アスカノロマン 15着(9人気)
△ 6 モーニン 12着(3人気)
△ 9 ベストウォーリア 2着(5人気)
△11 ノンコノユメ 7着(4人気)
本命ケイティブレイブ(6着)は好位外からの競馬でしたが直線も止まることなくジリジリ脚を使っていました。
道中はペースは速くて展開的に差し追い込み馬が台頭する流れだったと思うのですが、前に付けてよく踏ん張ったと思います。この馬とニシケンモノノフ(5着)以外の先行した馬たちは皆下位に沈んでましたから。
近走は2000メートル前後のレースを使われてたんでね。厳しい状況に変わりなかったのですが、この馬自身が持ってるポテンシャルを十分発揮できたのではないでしょうか。
ただ、ケイティブレイブは15年8月デビューからまとまった休みなしで走り続けており、今回のフェブラリーステークスはタフなレースになりましたが力を出し切りました。
そろそろ放牧に出してリフレッシュさせてあげたいのがぶっちゃけた気持ち。
次戦は反動に注意ですけど、今後も無事に行けば、どこかで大きなタイトルを獲るかそれに近いような働きをしてくれる予感をワタス的に感じました。
穴馬アスカノロマン(15着)は先行集団を追走しながらの競馬でしたが、直線は追われてまったく伸びきれませんでした。
直線の下がり方を見てますと精神的なものか年齢的なものなのか分かりませんが、後を引くような敗れ方。
ただしこの馬にとって1600メートルは若干短い気がしますし、番手の競馬で逃げ馬を見ながら早めに取り付いて押し切るスタイルが勝ちパターンでもありますからね。
しかし私的にこのフェブラリーSの大敗は嫌な敗れ方で、次戦が地方交流なら分かりませんが、中央競馬の重賞なら様子見でいい感じを受けました。
コメントを残す