先日行われました京王杯スプリングカップ2016の予想は毎度のごとくハズしてしまったわけでありますが、今後のためにしっかり反省することも大切なので今夜も一人寂しく負けた要因を振り返ってみたいと思います。
レース回顧
◎エポワス … 16人気16着
○サトノアラジン … 3人気1着
▲オメガヴェンデッタ … 5人気6着
☆ヒルノデイバロー … 12人気12着
△ロサギガンティア … 2人気3着
△エイシンスパルタン … 1人気7着
△サンライズメジャー … 7人気2着
本番でも勝負になる!
勝ったのはサトノアラジン。前半3Fが34.6秒、後半3Fが33.5秒だったように後半勝負の直線切れ味比べとなったレース。前半が楽だったぶん前に行った馬たちがなかなか止まらない。しかし外から上り3F32.4秒の鬼脚でぶっこ抜いたのがサトノアラジンだった。
初めての千四っちゅうことで不安視されとった感じもあったけど、「週中の見解」でも書いたが東京の千四は序盤からペースが速くならん。だで追走で苦労するところがなかったし最後もきっちりとカミソリ級の切れ味が使えた。
今週からBコースに替わったことで、インの方から攻めんとキツイかもと思うとったが外からよう伸びてきたね。この内容なら本番の安田記念でも十分勝負になると思う。まあ、データ的に京王杯好走馬が安田では道中のペース配分の違いで案外な結果になることが多いけど、サトノアラジンのこの勝ち方はちょっと違うわ。
メジャーの末脚にはビビッた!
サンライズメジャー(2着)も上り32.4秒の末脚使うて大外から伸びてきた。今回テン乗りだった戸崎が最後方まで下げて競馬させとったけどよくこの馬の研究しとったんやないかな。人気もそれほどなかったで大胆な競馬ができたのかもしれんけど。この馬は脚を溜めるだけ溜めて行った方がええタイプやでな本来は。
今回なんかロサギガンティアやエイシンスパルタンなど前で運びたい骨っぽいのが揃うとったわけで、無理してこれらと張り合う必要もなかったからね。しかしわけやけど、2年前に京都で行われた安土城Sで32秒台の末脚を炸裂させとる。そういった点からも軽い高速馬場がこの馬には合うんやろうね。
ロスはあったがパンチが足りん
ロサギガンティア(3着)は先団グループの後ろから。ミルコが内ラチ沿いのポケットに入れてうまく運んどった。ただ直線は仕掛けてから反応が鈍いっちゅうかモタモタしとった。その間に前を塞がれ追い出しを待たされるロスがあった。進路が開いてからようやく伸びてきたが外から飛んできたキレ者とは脚色がまったく違うとったわ。
現状パンパンの良馬場ではここら辺までかもしれんなあ。それでも馬群割ってきた勝負根性を見せたくれたでこの馬の競馬はちゃんとできとった。今回は休み明けで反応がイマイチやったのと相手が強かったってことやろ。
千四は短い
ダッシングブレイズ(4着)は2走前から競馬のリズムが悪く今回はすごく心配やったんやけど4着まで上がってきて、オレの想像以上に頑張ったレースやった。鞍上の浜中も大ケガから復帰したばかりやし今回は無印にさせてもらったが結果的には上々の内容やったんちゃうかな。
まあズブい面を見せとったで距離が足らんっちゅうことが今回のレースで確認できたわけで、やっぱ千六か千八ぐらいが本領発揮できる距離なんやろうね。とにかく色々あったが今後に繋がる走りができてよかったと思う。
牝馬特有のキレが光った!
内の方から馬群捌いて伸びてきたアイライン(5着)はやっぱこの条件が合うのか、牝馬特有のキレが光ったレースやったね。
重めの馬場が合う感じ
オメガヴェンデッタ(6着)とエイシンスパルタン(7着)は2,3番手からの競馬でペース的にも直線はそのまま押し切りそうな雰囲気はあった。ただ最後は究極のキレ味勝負になってしまったでこれも納得いく結果か。まあエイシンもオメガも現状は重めの馬場が合う感じっちゅうところやな。
軽めの芝適性がなかったか…
オレの穴馬ヒルノデイバロー(12着)は中団のインで運んだが直線は伸びてこれず…
敗因は軽い芝が合わんかったんだろうね。3走前の京都シルクロードSで上り3F36.2秒の末脚を使ってはいるが、あの日は稍重馬場だった。まあこの馬の未知の力を信じてみたわけなんやけど軽い芝適性がなかったっていうこと。
見せ場もなく…
本命エポワスはシンガリ負けでした…。スタートはまずまず決めたが前に取り付かず中団後ろからの競馬。
直線も後方のまんま伸びもなくジエンド。
モレイラの魔法は完全に解けちゃってました(´;ω;`)
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