2/18(土)京都競馬場で行われます京都牝馬ステークス2017の予想をお届けします。
さて、ぶっちゃケイバとして新たなる伝説を求めてスタートダッシュを決めたい今週の淀の大一番は、G1ヴィクトリアマイル(5/14 東京芝1600m)の前哨戦として注目を浴びる京都牝馬ステークスでございますね!
ワタスの大好きな女だらけの戦いですけれども、このレースは去年から1400メートル(以前は1600m)に距離が変更されました。
つまり春の女王権を争う府中マイル戦には直結しづらい時代になっちゃったんですよね。
ま、牡馬混合ですけど3月に行われる高松宮記念(中京芝1200m)の叩き台として占った方が正解かもしれませんけどね。
胴元のJRAはここぞとばかりに条件変更して過去のデータ潰しをやってくるんで注意しておきたいところです!
京都牝馬Sの予想
ということで最強伝説級の攻略ポイントを導き出すのが非常に難しいレースですねぇ。なにしろ去年は雨が降る重馬場での一戦で参考にならないのですから…
でも別定戦なのである程度の決め手は必須条件だと思います。とくに外回りなので末がキレる馬が台頭しやすい定番コースです。それともう一つ気にかけておきたいのが適性距離。
今回は1200~1600メートルを主戦とする馬が集まりましたが、ぶっちゃけコース的にワタスの経験上で推理いたしますと千四以上で結果を残してる馬の方が信頼性があります。
そういうわけで短距離のスプリンターよりも、千四のスペシャリストや、マイラーっぽい脚質の馬を導き出してみましょうかね。果たして黄金馬券のプレゼンターとして活動中でもある私の京都牝馬ステークス2017とは!?
ムーンエクスプレス
本命は京都牝馬ステークスと同じ舞台の石清水Sを逃げ切り勝ちしたムーンエクスプレスにしました。ま、格下のレースということで僅かハナ差の勝利でしたから、今回重賞で好走するには物足りなさを感じる人もいるかもしれません。
ただしかし、大外枠でしたし序盤は外から脚を使わされました。それでも直線に入るともうひと伸びできてましたから私の中では合格点。
今回は昇級初戦となりますけれどもそれは形だけのものであり、一昨年にはG2フィリーズレビュー3着や、オープン特別の葵Sで1番人気に支持されたほどの逸材ですからね。
ぶっちゃけムーンエクスプレスは少し力の要る馬場の方が走りやすい可能性も。2歳時の阪神JF(阪神芝1600m)4着や、前走も渋った馬場での勝利でしたので…
だけど少しくらい不安があった方がいいんですよ。そのぶんオッズが付きますから。それに京都芝の1400メートルはこれまで5戦2勝の成績。そしてまだ掲示板(5着内)を一度も外しておりませんから得意の条件と言っても過言ではございません。
展開ひとつで馬券圏内に残る可能性を十分に秘めてます。
今回は他にも前に行く馬が何頭かいますけれど、ムーンエクスプレスは好位に控えても競馬ができますのでね。
このメンバーでも十分通用するポテンシャルがありますし得意とする条件。出遅れさえなければ堅実な走りを見せてくれるでしょう!
エテルナミノル
穴馬はエテルナミノルでしょうか。やっぱねぇ、京都の千四は千六~千八の若干長めの距離を使われてきたダークホースの黄金スポットだと思うんですよ。
京都牝馬ステークスが行われるこの条件は外回りですから、スプリント色が強い馬よりもタフな舞台で幾多の名勝負を演じてきた馬に刺激を引き寄せられます。
そういった意味でもエテルナミノルはフラワーCやターコイズSでも差のない競馬をしておりましたので、今回距離短縮でズボッと馬券的な即ハメ効果が期待できるのではないでしょうか?
なぜかと言いますと前走のターコイズSは前半3ハロンが速いペースで、直線が短い中山とはいえ差し追い込み馬がドドーンと押し寄せてきた展開。
それを道中は好位の外で運びながらも、直線の華々しい攻防戦での果敢な踏ん張り魂は見逃せません。
ゴール前はハンデ戦らしく大混戦。結果は7着(勝ち馬とは0.5秒差)でしたが、ほとんどの先行馬が二ケタ着順に沈んだのですから、如何に激流アドベンチャーワールドだったか毎週競馬を楽しんでおられる方なら想像できると思います。
そんな苦しい中、崖っぷちアイドルとして好演出したのがエテルナミノルだったのです。
京都の外回りコースといえばカミソリファイターな差し馬がキレ込んでくるイメージがありますけれども、前走は今回につながるお手本のような名演技でしたので後続を封じ込む可能性が少なくありませんね。
4戦2勝2着2回と、得意の京都なら穴をこじあけると思います。
連下はアットザシーサイドなど
他にも相手には、去年の桜花賞3着馬アットザシーサイド。前走ターコイズステークス(6着)のマイルの距離はぶっちゃけ微妙でしたから、【2‐1‐1‐0】の1400メートル戦なら巻き返しが十分ありそう。この馬は千四のスペシャリストですよ。
京都牝馬ステークスと同舞台となる一昨年のスワンS覇者で、NHKマイルC2着や、高松宮記念3着など能力はG1級のアルビアーノ。ただ『本来の動きにはもうひとつ』と、泣きを入れた陣営コメントが厄介ではありますけれども地力には注意。
去年の同レース4着馬スナッチマインド。前走は重馬場だったこともあり前めでの競馬。今回も前に行くとは思えないが、クセ馬だけに直線一気の末脚注意。
洋芝巧者なので、荒れ馬場とはいえ軽い京都の芝に疑問点はあるレッツゴードンキ。だけどG1馬だけに地力警戒。
前走は千二だけど鞍上の好騎乗で勝利。ただ今回京都替わりと、自由気ままなノリなので不可解な敗因も覚悟しておきたいナックビーナスまで抑えておきます。
印と買い目
◎ 8 ムーンエクスプレス
○ 2 アットザシーサイド
▲ 4 アルビアーノ
☆ 5 エテルナミノル
△ 6 スナッチマインド
△10 レッツゴードンキ
△13 ナックビーナス
というわけで、馬券は3連複の軸1頭ながしで勝負します。本命ムーンエクスプレスから、穴馬エテルナミノルなど印を打った6頭へ流してみます。
淀の舞台でスタートダッシュをつかみ取りたい注目の発走時刻は15時35分です!
以上、京都牝馬ステークス2017の予想でした。
どうもありがとうございました。
追記:レース結果
天候:晴 芝:稍重着順 | 枠 | 馬名(性齢) | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 人気 |
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1着 | 5枠10番 | レッツゴードンキ(牝5) | 55kg | 岩田 | 1:22.5 | ー | 1番人気 |
2着 | 7枠15番 | ワンスインナムーン(牝4) | 54kg | 石橋脩 | 1:22.8 | 1 3/4 | 7番人気 |
3着 | 3枠6番 | スナッチマインド(牝6) | 54kg | 浜中 | 1:22.8 | アタマ | 5番人気 |
4着 | 6枠12番 | エスティタート(牝4) | 53kg | 武豊 | 1:22.8 | クビ | 9番人気 |
5着 | 4枠8番 | ムーンエクスプレス(牝5) | 54kg | 松山 | 1:23.0 | 1 1/4 | 13番人気 |
予想結果
◎ 8 ムーンエクスプレス 5着(13人気)
○ 2 アットザシーサイド 8着(2人気)
▲ 4 アルビアーノ 17着(3人気)
☆ 5 エテルナミノル 15着(8人気)
△ 6 スナッチマインド 3着(5人気)
△10 レッツゴードンキ 1着(1人気)
△13 ナックビーナス 7着(4人気)
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