【新潟大賞典2016追い切り】シャイニープリンス意欲的な攻め

      2017/07/02

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5月8日(日)新潟競馬場で行われる新潟大賞典から、予想オッズと有力馬の1週前追い切りなどをお届けします。

このレースは波乱傾向が強い難解なハンデ重賞でございます。

とにかく荒れるときは荒れるレースですが、ハンデが軽いから激走するのではなく、過去3着内に来た馬の斤量はほとんど54~57キロなんですよね。この辺りをどう解釈すればいいのか悩んでしまう新潟大賞典ですけれど。

今日は去年の勝ち馬ダコール、2年前の覇者パッションダンスを含む有力馬の1週前の追い切りと見解をオレ流に豪華に、そして忙しいあなたのためにもコンパクトな展開でお伝えしていきたいと思います。

現在のオッズ

まずは現時点(5/5)の予想オッズからよろしくどうぞ。

フルーキー 57.5 藤岡佑 3.0
サトノラーゼン 57 石川 4.4
ダコール 58 小牧 5.0
ヒストリカル 57 田中勝 7.7
ショウナンバッハ 55 柴田善 8.5
ベルーフ 56 松田 12.1
ダービーフィズ 57 石橋 16.0
マイネルミラノ 56 丹内 17.3
シャイニープリンス 56.5 幸 24.5
サトノギャラント 56 デュプレシス 31.1
アングライフェン 55 北村友 36.6
パッションダンス 57 津村 42.7
ロンギングダンサー 53 横山和 78.4
メイショウナルト 56 松田 145.6
バロンドゥフォール 53 伊藤 283.1
メイショウカンパク 52 吉田隼 689.0

 
現時点の予想オッズではフルーキーが1番人気です。鞍上はテン乗りの藤岡祐介騎手です。

ぶっちゃけ今回のメンツを見渡しても抜けた存在がいませんし、どの馬が勝つのか分からない状態だと思いますので、直前オッズは今以上に人気が割れると思います。

 

追い切りと見解

新潟大賞典に出走する有力馬の1週前追い切りの気配とオレなりの見解をまとめてみましたので最後まで読んで頂けたらと思います。

 

サトノラーゼン

栗東CW (重馬場) 6F 83.8-12.7
ベルーフ、ミッキークイーンらと豪華な3頭併せ。2頭を追い掛けるかたちでベルーフには先着したが、ミッキーには大きくリードがあったぶん届かなかった。休み明けになるがしっかりと乗り込んでおり、重い馬場を考えれば時計もまずまず。

去年のダービー(2着)後は本来の相手なりの堅実さが影を潜めている。どうも陣営が折り合いを気にしすぎる余り、サトノラーゼン自身が精神的に追い込まれてしまい馬が萎んで見える。

一度こうなってしまうと立て直すのに一苦労するものだが、芝2000メートルの戦績は【2-1-1-0】と4戦中2勝をマーク。そして、すべて3着内とサトノラーゼンにとっては相性のいい距離だ。今回は3ヶ月ぶりの休み明けになるが、変わり身があるとすればココなのかもしれない。

まあ去年のセントライト記念で馬混みを恐れるようになった節もあるので、思い切って最後方待機から直線勝負に賭けてみるのもありだろう。広々とした新潟の長い直線なら気性的に問題がある馬にはプラスに出るはず。

 

シャイニープリンス

美浦南W (不良馬場) 6F 82.8-12.6
重い馬場でなかなかの時計。前走から間隔が詰まっているが、意欲的な攻め馬を敢行してきたのは元気がある証拠だろう。好調キープ。

前走の福島民報杯は2番手からの競馬で圧勝。久々の勝利を挙げた。前残りの展開は向いたが、最後の突き抜けは価値がある内容。

これまで新潟では結果が出てないが僅差のレースがあるし問題ない。ココも要注意だ。

 

ショウナンバッハ

美浦南W 5F 64.6-12.6
馬なりで好タイムを叩き出した。終いも軽やかな脚捌きで好気配だ。

前走の中日新聞杯(11着)は、ドン詰まりの完全に脚を余す内容で度外視できる。2走前(京都記念14着)の敗因も道悪馬場に尽きる。

この馬の武器は迫力満点の末脚。広々とした長い直線の舞台に替わる今回は要注意だろう。

 

ダービーフィズ

美浦坂路 4F 54.0-13.2
時計は目立たないが、テンから一杯に追われる意欲的な内容。このひと追いで変わってきそうな雰囲気はある。

ダービーフィズは2000メートルか1800メートルまでの馬だろう。オレ的にはそう思っているので近走の不甲斐ない結果は度外視していい。

そういったことからも今回は距離短縮で変わり身が一応期待できるが、ぶっちゃけ二千でも内からロスなく立ち回らないと苦しい感じを受ける。この馬の取捨ては枠順次第だね。

 

ダコール

栗東坂路 4F 56.9-13.3
全体時計が物足りないが元々攻め駆けしないタイプだけに問題ないだろう。放牧先でも乗り込んできたようだし、脚捌きもしっかりしている。

今回はトップハンデの出走となるが、58キロは背負い慣れているので問題ない。もう8歳になるが、展開に応じてどこからでも競馬ができるのが最大の強み。

ただ、何故かダコールが出走するレースは雨に悩まされることが多い。もちろん今回もそういった状況ではあるが…。

連覇を狙うダコールの最大の敵はスコールだ!

 

パッションダンス

栗東CW 5F 66.7-12.5
ひと息入ったが一杯に追われて終いの時計はなかなか。ただ好調時のような迫力にはなく、ここ一連と同等な雰囲気だ。

2013年新潟大賞典の覇者で、去年も新潟記念を制した新潟大好きっ子。過去の戦績は【3-0-0-1】で、唯一の敗戦は去年のこのレース。直線はキレ負けしたが、勝ち馬から0.4秒差の7着なら悪くない。

コーナーふたつの2000mコース(ワンターン)は、展開どうこうよりも馬に適性があるかどうかだけ。そういうことからもパッションダンスは適性力が抜群にある新潟巧者なので、必ず押さえておきたい馬だ。

 

ヒストリカル

栗東坂路 (重馬場) 4F 52.2-12.6
僚馬のクランモンタナと併せて1馬身の先着。一杯に追われて終いも力強く伸びたし、全体時計も速い。上々の内容といっていい。

7歳馬だが、ここのところ一段と末脚に磨きがかかってきたように思う。とくに二千前後のレースに狙いを絞った近走は、必ず速い脚を繰り出している。

ほとんど展開要らずのこの舞台は、後方でポジションをとるヒストリカルにとってもチャンスがあると見ている。

 

フルーキー

栗東CW 6F 88.7-11.8
3頭併せを敢行し、軽く仕掛けられて最先着を果たした。終いも11.8と好タイムで、間隔あいたが一連のデキをキープといった感じだろう。

新潟は初参戦。過去に左回りで勝利こそないが、ほとんど僅差【0-1-2-2】のレースをしているので今回の舞台は問題ない。

広くて長い新潟の直線なら、追ってからのジリジリと息の長い末脚がハマりそうだ。

 

ベルーフ

栗東CW (重馬場) 6F 84.5-13.0
同じ厩舎のサトノラーゼン、ミッキークイーンと併せ馬を行い一杯に追われるが両方に遅れをとった。ただ、この馬にしたら時計は悪くなく、反応面もズブいところがあるので状態はそこまで悪くないだろう。

ベルーフは気難しいタイプで不器用でエンジンのかかりが遅いため近走はワンパンチ不足のレースが続く。

だが新潟はそういったマイナス要素を補うコースでもあるので、馬が気持ち良く走ってくれる可能性もかなりある。注意しておきたい。

 

マイネルミラノ

美浦南W 5F 64.7-13.3
馬なりだが全体時計は好タイム。上々のスピード感で動きには前向きさがある。状態は上向きだろう。

マイネルミラノは馬混みや並んで走る形になるとすごくモロさを見せるところがある。そういったことからもハナを切るか最後方からの追い込みに賭けるか、とにかく周りから邪魔されることなく走りたい性格であるのは確か。

この馬の勝ちパターンは、逃げて早めのロングスパートで押し切る競馬だ。

新潟芝二千の外回りを逃げ切るのは至難の業だが、デキの良さでどこまで踏ん張れるかだろう。逆に意表を突く後方待機策を打ってくるようなら、むしろそっちの方が怖い。

 

【まとめ】好調教だった馬

いかがだったでしょうか。有力馬の1週前の気配などを書きましたが、なぜ最終追い切りが終了したころに今さら先週の調教を振り返ってみるのか?

理由は、先週の時点でビシッと調教をつけた馬の方が信頼できるんですよ。それに今回はローカル競馬です。レース直前は輸送が控えているので陣営も馬体を考慮した最終調整を行いますから、まともな追い切りをやらないところがあります。ぶっちゃけ先週が本追い切りといっていいでしょ。

そういったことからも、オレは1週前の動きが一番参考になると考え、今こうやって紹介させていただいたわけであります。

てなわけで、好調教馬を発表します。

  • シャイニープリンス
  • ショウナンバッハ
  • ヒストリカル
  • フルーキー
  • マイネルミラノ

まあ先週のひと追いでガラッと変わる馬もいるかもしれませんが、どうしても困った時にはオレの追い切り評価や見解を参考にしてみてください!

以上、新潟大賞典1週前追い切りでした。
どうもありがとうございました。

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