9/10(土)中山競馬場で開催されます紫苑ステークス2016の予想をお届けします。
さぁ、ローカル開催が終わり今週から中央場所に舞台が変わりましたー!
元日本代表FWゴン中山も注目しているかもしれない中山競馬の開幕を飾るメインレースは今年から重賞に昇格されました紫苑ステークスでございます!
このレースは10/16に行われます秋華賞(G1)トライアル。
トライアルと言ってもスーパーマーケットではございませんよー!
本番に向けての試走というか予選レースみたいなものです。つまり上位3着までに入ったお馬さんは優先的に秋華賞に出走できるということなのです。
過去の傾向では本番に直結するレースとはいい難いですけれども、G3に格上げされたことにより今年は大きく歴史を変える可能性がありますので油断できませんねー注目です!
そして何といっても若い3歳馬による牝馬戦でございますから目の保養にもなりますし、大荒れ特別警報が発表されてもまったく不思議ありません。
歌って踊れるミーハー予想が自慢の私にとって気品漂う華やかなステージはまさに腕の見せどころ。
今週も真心をこめて紫苑Sを攻略する糸口を導き出してみせます!
コース解説

中山の芝2000メートル(Bコースを使用)コーナー4つの内回りコースです。スタート地点はホームストレッチの右端。最初のコーナーまでの距離が404.9メートルで、直線の途中から1コーナーを過ぎた辺りにかけて約5メートルの上り坂。
2コーナーから向正面にかけては下り坂。3~4角はスパイラルカーブ。
最後の直線は310mと稍短いですが、ゴール前は高低差2.4メートルの急坂が待ち受けるコースとなっています。
スタートから1角まで長くも短くもない程度の距離ですが急坂がありますので序盤からペースはそれほど速くなりません。したがって枠順の有利不利はございません。
ただし、どこのコースでも言えることですが内をロスなく立ち回った方が最後の爆発力に繋がりますし、人気薄の馬ならなるべく内枠に入った方が狙いやすいです。
コーナーを4つ回るコースなので基本的な狙いは内枠先行馬になると思います。
差し追い込みの場合は3角付近から早めに動いて4角では好位ぐらいのポジションに取り付いておかないと勝ち負けは厳しくなります。ま、G1級のスーパーホースは別としてね。
総合的にこのコースはアップダウンがきつくコーナリングの巧さが求められますので、機動力と持続力に優れたパワータイプの馬が合っているのではないでしょうか。
ちなみに9月開催は全面野芝を使用しておりますので良馬場なら時計の速い高速決着に注意です。
紫苑Sの予想
独断と偏見と妄想の隊列シートを作成しましたのでどうぞご自由にお使いください!
ポジション | 内 | 中 | 外 |
---|---|---|---|
逃げ | ⑧キリシマオジョウ | ⑫エミノマユアク | |
先行 | ⑥ウインファビラス | ⑯エンジェルフェイス | ⑰クィーンズベスト |
①ゲッカコウ | ②フロンテアクイーン | ⑨ヴィブロス | |
中団 | ③ベアインマインド | ⑩パールコード | ⑱ビッシュ |
⑤シークザフューチャ | ⑦ファータグリーン | ⑬ルフォール | |
後方 | ④ギモーヴ | ⑪パーシーズベスト | |
⑭ファイアクリスタル | ⑮スマートルビー |
先手争いはエミノマユアクとキリシマオジョウです。どちらがハナを叩くか分かりませんけども、おそらくこの2頭が玉砕覚悟の速い流れで後続を引っ張っていくと予想しました。
好位勢は重賞実績のあるウインファビラス、エンジェルフェイス、クィーンズベストが並びました。人気のビッシュは中団外めを追走。開幕週の絶好馬場でございますけど差し馬勢も十分届くような展開になりそうです。
スマートルビー
本命はスマートルビーにしました。前走はドスローの展開で先行勢に流れが向いた中で、外から上り最速の末脚で追い込んできましたが僅かに届かずの競馬となってしまいました。しかし今回この馬を本命に選んだ理由は、過去の傾向からも後ろからの差しがよく決まっておりますので。今年もペースが速くなりそうですし、素晴らしい差し脚で一撃があってもおかしくないのかなと。
ただ、これまで戦ってきた相手関係が微妙で現状の能力で通用するのかわかりませんけど、休養明けの馬が多いので夏場に使われてきた強みを活かしてほしいところ。
終いはいい決め手を持っていますので、距離延長がプラスに運ぶようなら直線一気の末脚で3着内に食い込んでくるのではないかとみています。
ギモーヴ
穴馬はハービンジャー産駒のギモーヴです。この馬は距離が延びてこそパフォーマンスを上げてきそうな感じを受けます。前回のレース(城崎特別1着)は渋った馬場の恩恵もあったと思いますが、千八の距離だとどうもジリッぽい競馬になってしまいます。
3走前フラワーC(4着)で騎乗したドイツのリーディングジョッキーでもあるシュタルケ騎手も『トップスピードになるまで時間のかかる馬ですから2000m以上の長い距離で変わってくるでしょう』とコメントしてましたので信用できるのではないでしょうか。
実際に距離二千のレースは2戦して1着3着と底を見せていませんので期待値が大きいです。とくにデビュー2戦目(中京芝2000m)では青葉賞勝ち馬ヴァンキッシュランと差のない競馬をしておりますので今回の条件なら通用するのではないかと思います。
中山の小回りで必要とされる機動力がありますし道中は内で上手に立ち回り、勝負所で外に出すと弾けるような末脚で本番への権利は取ってきそうな気配を感じます。
連下はビッシュなど
他に相手にはディープ産と戸崎騎手で馬券内ほぼ確実のビッシュ、新設重賞キラーでもある友道厩舎が送り出すヴィブロス、通算1000勝まであと1と迫った川田騎手がこの日この1鞍だけ騎乗するフローラS2着馬パールコード、『2000mのG3なら狙える器がある』とルメールがぶっちゃけたフラワーCの勝ち馬エンジェルフェイス。
そして、とにかく渋太さが光るクィーンズベストまで抑えます。
印と買い目
◎15 スマートルビー
○18 ビッシュ
▲ 9 ヴィブロス
☆ 4 ギモーヴ
△10 パールコード
△16 エンジェルフェイス
△17 クィーンズベスト
【三連複】15 - 04,09,10,16,17,18(合計15点)
というわけで、馬券は本命スマートルビーから印を打った6頭への3連複軸1頭流しでイッちゃいます。発走時刻は15時45分です!
以上、紫苑ステークス2016の予想でした。
どうもありがとうございました。

追記:レース結果
天候:晴 芝:良着順 | 枠 | 馬名 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1着 | 8枠18番 | ビッシュ(牝3) | 54kg | 戸崎 | 1:59.7 | ー | 1番人気 |
2着 | 5枠9番 | ヴィブロス(牝3) | 54kg | 福永 | 2:00.1 | 2馬身 1/2 | 3番人気 |
3着 | 1枠2番 | フロンテアクイーン(牝3) | 54kg | 蛯名 | 2:00.7 | 3馬身 1/2 | 5番人気 |
4着 | 6枠11番 | パーシーズベスト(牝3) | 54kg | 柴山 | 2:00.7 | ハナ差 | 7番人気 |
5着 | 5枠10番 | パールコード(牝3) | 54kg | 川田 | 2:00.8 | 3/4 | 2番人気 |
予想結果
◎15 スマートルビー 13人気6着
○18 ビッシュ 1人気1着
▲ 9 ヴィブロス 3人気2着
☆ 4 ギモーヴ 8人気13着
△10 パールコード 2人気5着
△16 エンジェルフェイス 4人気16着
△17 クィーンズベスト 6人気12着
コメントを残す