七夕賞・プロキオンステークス2016の穴馬捜査!

      2017/07/02

やっぱ夏競馬の醍醐味と言えば穴馬の激走ですよね!

毎年この時期は、東京・中山・京都・阪神競馬の主要4場は秋までお休みし、ローカル競馬と言われる函館・札幌・福島・新潟・中京・小倉が主戦場となります。

そのローカル競馬の特徴と言えば、内回り・コース幅が狭い・スパイラルカーブ・最後の直線が短く平坦・暑いなどあります。

そういったことから出馬表を見た瞬間に即切りした馬でも展開や位置取り、そしてハンデ戦の番組が多いことからも軽い斤量の馬がハンデ差を生かして、「うわっ…ヤラれた~」と思わせる激走を見せることが多いです。

他にも夏馬と呼ばれる暑い時期に調子を上げる馬や、夏の上がり馬といって3歳の若駒は古馬の胸を借りてメキメキと成長を遂げます。あとはコーナー4つの小回り巧者が人気の盲点になったりするので事前に下調べをしておかなければなりません。

そういうことで、今日は日曜日に開催される七夕賞とプロキオンステークスから気になる穴馬候補を短評付きでお届けしたいと思います。

七夕賞の穴候補

まずはロマンチックな七夕賞の出走予定馬から穴馬候補を選んでみましたので是非参考によろしくどうぞ!

ウインリバティ

紅一点のダンスインザダーク産駒ウインリバティ。今回牡馬混合重賞は初めてとなるが3歳時のチューリップ賞でハープスターの5着の実績があるのでメンツ的も通用していい。ハンデ52キロも有利に見える。

去年の夏は小倉の二千で連勝しているように小回り向きの先行力は武器になると思うので、先週のラジオNIKKEI賞で牝馬のダイワドレッサーを2着に持ってきた石川騎手ならココも同じような競馬で見せ場をつくってくれそうだ。

ステラウインド

去年の当レース2着馬でゼンノロブロイ産駒のステラウインド。その去年の七夕賞はスローの瞬発力勝負とこのコースにしては珍しい展開。道中は外を回りながらも直線は鋭いキレ味で伸びてきた。ちなみに馬券は外れたが皆さんには信頼の人気馬でステラウインドを推奨(昔のブログで)していた。レース当日は8番人気と世間の評価は薄かったが…。

近走は気持ち的な部分もあるのか力を出し切れてない競馬が続くが、ぶっちゃけ条件的にもこの馬向きのレースではなかったので度外視できる。5走前の中山金杯(5着)や、その前の福島記念(4着)で差のないレースをしていたことからもベストは小回りの2000メートルだろう。

ナカヤマナイト

重賞3勝の実力馬でステイゴールド産駒のナカヤマナイト。3年前の中山記念勝利からまったく以前のような迫力が影を潜めて苦しんでいたのだが、去年の5月に行われた新潟大賞典で久々にこの馬らしい競馬で2着に入った。

その後に脚部不安を抱え1年の長期休養に入る。久しぶりの実戦となった前走のエプソムカップは、行きっぷりがよく2番手で運ぶが最後の直線はキレ味に屈して17着に敗れた。ただ一時期の立ち上がりから後手に回る競馬が解消されてきた感じに映るし、得意の中山とコース形態が似る福島で先行力を生かし切れる展開になるようなら出番があっていい。

マーティンボロ

2014年サマー2000シリーズチャンピオンのディープインパクト産駒マーティンボロ。ここの所らしくない競馬が続くが直近の3戦はマイル戦だったからね。この馬は中距離タイプなので近走の成績は参考にならない。G1の一線級が相手では力が物足りないが、G3のハンデ戦ならまだまだやれる可能性を持っている。重賞2勝の実力馬だけに注意しておきたい。

マジェスティハーツ

重賞では銀メダル4回、銅メダルが1回のハーツクライ産駒マジェスティハーツ。この馬は鋭い終いの決め手を持っているのだが、モタれ癖があるので好走するには道中内ラチを頼って走らせるしかない。そうすると小回りコースなので勝負所で不利を受ける可能性が大。ぶっちゃけ厳しいレースになるかもしれない。

ただ前走の鳴尾記念は開幕週で先行馬に有利な展開を、後方から差のない5着に突っ込んできたように内容的にはよかったと思う。そういった点から具合は悪くないと思うので夏バテさえしていなければミラクルを起こす可能性を持っている。今回手綱をとるのは横山典弘で、こういったクセ者タイプの馬はノリの奇襲作戦に要注意だ。

メイショウナルト

おととしの七夕賞勝ち馬で夏馬の異名を持つハーツクライ産駒のメイショウナルト。年齢を重ねたせいか近走は最後のひと踏ん張りに物足りなさを感じる。しかしこの馬は気分屋さんなので、1枠か2枠か3枠に入らないと真面目に走らないタイプなのだ。

小回りのコース適性は高いので、あとは内枠に入ってジョッキーがメイショウナルトの気分を損ねないような騎乗ができればチャンスがあるのではないかと思う。

今回の鞍上は津村騎手なのだが、去年の当レース以来まる一年ぶりのコンビ復活となる。その去年のレースはオレが本命にして4着に敗れてしまったわけだが、津村はローカル競馬ではフィロパトールやパッションダンスなど人気薄を持ってくる頼りになる騎手なので注意しておきたい。

【鳴尾記念2016予想】☆メイショウナルトを穴馬に選んだ根拠

プロキオンステークスの穴候補

それでは全国のプラネタリウムファンの皆さまお待たせしました!プロキオンステークスの出走予定馬から穴馬候補を選んでみましたので参考程度にどうぞご覧ください。

カフジテイク

重賞初挑戦だが末脚の破壊力が怖いプリサイスエンド産駒のカフジテイク。前走の夏至ステークスは後方の大外からスゴい末脚で差し切ったレースだった。去年の端午S(2着)ではホワイトフーガやブルドッグボスを相手に死闘を繰り広げていたほどの馬。オープンでも即通用する下地はある。

ただ、差し脚質なので展開に左右される。前が総崩れの展開になるようなら脅威の末脚がハマってもおかしくないだろう。できたら良馬場の乾いたダートが理想。

クラリティスカイ

今回がダート初挑戦となるクロフネ産駒でNHKマイルカップ覇者のクラリティスカイ。ぶっちゃけダートは一度走ってみないと何とも言えないのだが、以前芝の大きいレースを獲ってこれたのは結構ラッキーな部分があったのでオレはまったく評価してなかった。ただこの段階でダートに矛先を向けた陣営の判断は間違ってないと思うし、前々で砂を被らず運ぶことができたら面白い。

とくに雨が降ってくれて脚抜きのいいダートになるなら更にチャンスが広がる。馬券的に考えると、ダートに対して不安視される今こそ頭で狙うべき馬ではないだろうか。

グレープブランデー

G1・2勝馬で老いてなお盛んなマンハッタンカフェ産駒のグレープブランデー。前走は大井で行われた交流戦の東京スプリントはコーリンベリーの2着。3番手追走から直線もしぶとく伸びていた。8歳馬だが千二の短距離競走でも好勝負を演じてる今の姿は敬意を表さなければいけないだろう。

競走馬の8歳と言うのは人間の年齢に例えると40代ぐらいか。2010年の可愛いメイクデビューから、あっという間にオレと同じくらいの年齢に達したと言うわけなのか…。

若いうちにG1を勝利した馬はそのあと大成しないこともよくある話なんだけど、ダートが主戦場の馬は芝と比べて消耗度が少ないので息の長い活躍ができる。しかし過去に8歳でG1を連勝したカンパニーやトウカイトリック、そして七夕賞に出走するダコールのように芝でも長く頑張っている馬もいる。そう考えるとやはり、昔と比べてトレーニングの質や飼い葉の質などが向上しているのだと言うことでしょうね。

ただ、グレープブランデーの場合は1200~1400メートルの短距離で若い馬を相手に通用しているわけなのだから、ただただ頭が下がる想いで一杯だ。ココも要注意ではないかと思う。

ポメグラネイト

プロキオンSと同じ舞台の三河ステークスを圧勝した経験があるダイワメジャー産駒のポメグラネイト。前走の天保山ステークスは自ら厳しいペースで逃げて直線失速の8着。まあオレが本命にしたので何かしらのアクションが馬に乗り移ったのかどうか定かではないのだが…。

今回は惨敗の後なので巻き返しがあるとしたらココという手もあるだろう。もちろん単騎逃げになると思うが、勝負所で息を入れるペースに持ち込めたなら。

【天保山ステークス2016予想】◎ポメグラネイトを本命に選んだ根拠

以上、七夕賞・プロキオンステークスの穴馬捜査でした。
どうもありがとうございました。

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