【安田記念2016予想オッズ】フィエロは追い切りに物足りなさが映った

      2017/07/02

ニンジン

6月5日(日)東京競馬場で行われる春のマイル王決定戦G1レース安田記念から予想オッズの紹介と出走各馬の見解をお届けします。

本来なら有力馬をピックアップする予定だったのですが、回避馬続出で出走予定馬が減っちゃいましたので今回は全出走馬を丸裸にしてみたいと思います。

そして忙しいあなたのためにもコンパクトな展開でお伝えして参りますので、アノ馬の取捨で迷った場合にはオレのゆる~い見解を参考にしてみてください!

現在のオッズ

まずは現時点(6/1)の予想オッズからよろしくどうぞ。

モーリス 58 Tベリー 1.8
リアルスティール 58 福永 3.9
サトノアラジン 58 川田 5.5
イスラボニータ 58 蛯名 8.6
フィエロ 58 ルメール 21.9
ロサギガンティア 58 Mデムーロ 23.3
クラレント 58 小牧 32.0
ロゴタイプ 58 田辺 38.1
コンテントメント 58 プレブル 38.9
ディサイファ 58 武豊 42.2
ダノンシャーク 58 岩田 44.7
ダノンプラチナ 58 ○○ 85.6
マジックタイム 56 ○○ 138.8
レッドアリオン 58 川須 246.6
サトノギャラント 58 ○○ 376.2
メイショウマンボ 56 武幸 386.1

なおダノンプラチナ、マジックタイム、メイショウマンボは体調が整わないため出走を回避いたしました。

出走予定馬の見解

それでは安田記念に出走予定の全馬の見解を2分でわかるようにまとめてみましたので最後まで読んで頂けたらと思います。

イスラボニータ

2014年の皐月賞馬でダービー2着の実力馬。前走の産経大阪杯はスローの直線勝負で5着。道中は5番手追走だったが伸びずバテずの流れ込みだった。

1番人気に支持された去年のマイルCSは勝ち馬モーリスにコンマ2秒差の3着に敗れた。レースはスローのヨーイドンとなり後方から内の狭いところを上り最速の脚で攻めた。結果的にはスタートの出遅れが響いたレースだった。

東京は9戦走って4着以下がジャパンカップ(9着)しかなく得意にしているコース。府中のマイル戦はデビュー戦で勝利を挙げた以来となる。

この馬はどちらかというとスローペースの展開が得意で、安田記念といえば大概速いペースになるのだが今回は少頭数ということでペースが落ち着きそう。チーターが獲物を追い掛けるような重心の低いフォームが復活するなら世界のモーリスに喰らい付いても不思議ないだろう。

クラレント

富士S、東京新聞杯、エプソムCなど重賞を6勝している実力馬。前走のマイラーズカップは3番手追走から直線はサンライズメジャーを交わして先頭に立ったがゴール前は両サイドから出し抜きを喰らって3着に敗れた。それでもこの馬らしい渋太さを久々に見せたレースだった。

去年の安田記念は12番人気で3着。道中は淡々としたペースで比較的前が有利な展開ではあったが好位の外追走から直線も渋太くモーリスに食らいついていた。

その他にも府中のマイル戦といえば富士ステークス勝利に東京新聞杯1着,3着やNHKマイルカップ3着があり、コース的に最も合う舞台といえるのではないか。前走の反動さえ出なければ。

コンテントメント

香港から参戦の実力馬。今年は芝千四のG1を勝利している。前走のチャンピオンズマイルは内から好位の3番手で進み直線も渋太く脚を伸ばして2着を確保した。勝ったモーリスには2馬身差をつけられた。去年の香港マイルは5着で、これもモーリスが勝ったレースなのだが着差は2馬身。しかしダノンプラチナとフィエロには先着していた。

今回左回りのコースが初めてとなるのだがこのレベルの馬ならまったく大丈夫だと思う。あとは日本の固い馬場がカギになるか。

ただ、香港馬はこれまで日本の短距離からマイルのレースで数々の実績を残しているので、ジャパンカップで来日してくる欧州の馬とは一緒にしない方がいいだろう。

脚質的に先行して渋太いタイプだけに馬場がマッチするようなら。

サトノアラジン

前走の京王杯SCは、後方追走から直線はカミソリのような切れ味で外から前を行く馬をまとめてぶっこ抜いたレースだった。上がり3ハロンは32秒4だった。ちなみに2着サンライズメジャーも同じ上りの時計を繰り出している。これをどう読むか。

これで東京コースは【2-2-1-1】。全戦績を見ても右回りより左回りの方がこの馬はよく走っている。前走は初の千四でも勝利を収めており、個人的には2012年1番人気で沈んだサダムパテックを思い出してしまうのだが、サトノアラジンはスローの瞬発力勝負になれば堅実に上位に来る。鞍上はダービージョッキーになったばかりの川田将雅。

サトノギャラント

前走の新潟大賞典は後方追走から直線は内からジリジリとくるが7着まで。

終いは確実に脚を使う馬だけどスタートの行きっぷりが悪いのでどうしてもポジションが後ろになる。そうなると重賞クラスでは前を走る馬が簡単に止まってくれないのでまったく持ち味が発揮できない。

今回の府中マイルやスローの瞬発力勝負は条件的に合うはずだがココで3着内は厳しいと思う。

ダノンシャーク

2014年のマイルチャンピオンシップ覇者。それ以後は低迷が続いたが前走のマイラーズカップで久々の連対を果たした。道中は好位追走から直線先に抜け出たクラレントを外から交わしてその勢いでゴールするかと思ったが、最内から伸びてきたクルーガーの脚色が上回っていた。結果的には開幕週ということで内枠の馬が上位を独占したように馬場の恩恵と展開の助けもあった。これはクラレントも同じだ。

安田記念は今回も無事に出走できれば4回目の出走になる。2013年は世界のロードカナロアにコンマ1秒差の3着がある。去年は直線でメイショウマンボが外に寄れて接触する場面があったけど伸び切れず10着止まりだった。

前走は復活の兆しを見せてもののオレには物足りない内容で、やはり年齢とともにパフォーマンスが下がってきたのは明らか。ココは何かの助けが必要といった感じで強くは押せない。

ディサイファ

AJCC、札幌記念など重賞4勝の実力馬。前走の日経賞は押し出されるような格好で逃げるハメに。直線は距離の壁だと思うが踏ん張れず5着に敗れた。この馬の適性距離は一線級相手だったら1800~2000メートルまでだろう。

今回の芝1600メートルは初となるが問題はないと見る。ただ前回の2500メートルから一気に距離が短縮となるので前々につけられない可能性が高い。それでも去年のエプソムC(3着)では後方からいい脚を繰り出していたので前に行けなくても慌てる必要はないかもしれない。

まあ初めての芝マイル戦がG1となるわけで、ぶっちゃけどうなるのか分からないが人気がないようなら穴で狙ってみてもアリだとは思う。

フィエロ

マイルチャンピオンシップは2年連続2着。舞台は違うがG1制覇へあともう一押しのところまできている。前走のマイラーズカップは4着。道中は後方から直線勝負に賭けたが、結果的に内を立ち回った馬が上位を独占したように大外を回して届く展開ではなかった。

去年の安田記念は4着で好位からの競馬も直線は完全にキレ負けしていた。そういったことからも、この馬は中団あたりで脚をじっと溜めていった方がいいのだろう。

前走は休み明けのレースだったこともあり、いつものとぼけるような所が出ていた。叩き2戦目は【2-2-0-1】と変わり身を見せる可能性がある。ただ、中間の追い切りに物足りなさが映った点がどう出るか。

モーリス

去年の覇者でG1レース4連勝中のスーパーホース。4歳に入ってから眠っていた能力が一気に覚醒して現在7連勝中だ。前走の香港チャンピオンズマイルは好位4番手から直線残り300メートルあたりで鞍上モレイラがゴーサインを送ると瞬時にエンジン点火。雄大なフォームで2着のコンテントメントに2馬身差をつける圧勝劇を見せた。

前走の内容はバッチグー!で状態さえ問題なければ連覇は濃厚だろう。

今回は着地検疫のため東京競馬場でただ1頭検査を受けながら調整されてきたわけだが、もしも勝てなかった場合はこれが敗因となるのだろうね。オレはそれよりも鞍上の方が信頼できんで僅かな隙を突かれる可能性もあるのではないかと思っている。

リアルスティール

前走のドバイターフは道中4,5番手の外から直線逃げ馬を交わしてそのまま後続の追撃を振り切り、見事G1初勝利を海外で決めて見せた。鞍上はライアン・ムーアだった。今回福永に手綱が戻るわけだが平常心で乗ることができるか。

今回のマイル戦は初となるのでここもカギになりそうだがレースセンスは抜群にある。福永は去年ヴァンセンヌで2着に持ってきたが、進路の取り方さえ間違っていなければモーリスを差し切っていた。

レッドアリオン

去年はマイラーズCと関屋記念を勝利したが近走は低迷を続けている。前走のマイラーズカップは好位3番手で進みながらも直線はまったく踏ん張り切れなかった。原因は気持ちの問題で、とにかく揉まれずスムーズな競馬が理想だ。

この中間はいろいろと馬具を試しているらしく効果が出るようなら。

ロゴタイプ

前走のダービー卿CTは好位の外追走から直線早めに仕掛けて先頭に立つがマジックタイムに内をすくわれて2着となってしまった。ハンデ戦ということでロゴタイプは58キロ。勝った馬は53キロだった。

とにかく持ち味を発揮するには早め先頭から押し切る形がベスト。去年の富士ステークスでは3着に粘り込んだ舞台。先行力と持久力を生かしてココも踏ん張ることができるか。

ただこの馬は58キロを背負って頑張ると次はポカをすることがよくあるので注意。

ロサギガンティア

前走の京王杯SCは好位追走から直線は休み明けだったぶん反応が鈍く前が塞がれる不利があった。しかしそこから自慢の勝負根性で間を割って出るのだがゴール前は伸びを欠いてしまい3着までとなった。

この馬の場合、馬場が渋ってくれたり力が要る重たい馬場の方が良さげに映る。ぶっちゃけ東京の軽い芝で一線級相手では分が悪いのではないか。

 
以上、安田記念の予想オッズと各馬の見解でした。
どうもありがとうございました。
 
6/5 追記:予想を更新しました。
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